単品で購入したマイクロソフト アクセス2013の再インストールに関するトラブル事例です。

これは私のお客様のトラブルだったのですが、パソコンが調子悪くなり、リカバリを行いました。
リカバリ後に単品で購入したマイクロソフト アクセス2013を再インストールしようと思い、3年前に初めてこのソフトをインストールした時に作成したマイクロソフトアカウントでログインしました。通常であればマイクロソフトアカウントとインストールしているOffice製品のプロダクトキーは紐付けされているので、マイクロソフトアカウントでログインしたWEBページにアクセスのインストールボタンが表示されるのですが、このボタンがありませんでした。

マイクロソフトに電話して聞いてみると、2年間、マイクロソフトアカウントページにログインがない場合は、インストールボタンが表示されなくなるとのことでした。
というか、2年間、マイクロソフトアカウントページにログインがない場合、マイクロソフトアカウント自体が削除されるようです。今回、マイクロソフトアカウントが削除されなかったのは、今年の5月に別のパソコンを購入してマイクロソフトアカウント更新を行っていたからです。
このお客様のパソコンは、パソコン起動時にもマイクロソフトアカウントでログインするようにはしていませんでした。OneDriveも使用していませんし、ずっとマイクロソフトアカウントページにログインはしていなかったのでした。

結局、マイクロソフト側でアクセスのインストールボタンを復活してもらい、無事インストールが完了しました。
ここまで電話で2時間くらいかかりました。

Officeとマイクロソフトアカウントとの関連付けは、便利なようで今回のようにトラブルにもなるので、皆さん注意が必要です。